てりーぬの成長ブログ

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MBD-Model Based Development-

MBD-Model Based Development-

モデルベース開発とは?

※プラントモデルを活用して設計、実装、検証を行う開発手法


従来型の組込みシステム開発(V字型プロセス)ではいけないのか?

課題と違いについて

 従来型組み込み開発の課題
 ・※CASE化による巨大化と複雑化。
 
 ・ハードウェアに依存した開発工程のため、製品が完成するまでに時間とコストがかかる。
 ・レビューや検証において、担当者による習熟度の影響を受けやすく、高い品質を保つことが難しい。
 ・ハードウェアや人の影響に左右され、手戻り作業が発生する。

 

 MBDの導入によってできること
 ・モデルを使ったシミュレーションによって、手戻り作業を削減できる
 ・ソフトウェア設計でシミュレーションを繰り返すため、品質を高めることができる
 ・レビューや検証の際に作成者と読み手間のコミュニケーションを円滑にできる。
 ・シミュレーションによる自動コード生成など多数のツールがあり、コーディングの工数を削減できる。また、設計コンセプトを具体化することが容易にできる。
 ・MBDはハードウェアなどにも適用できるため、システム全体を共通の言語でプロジェクト関係者全員と共有できる。

 

MBDのデメリット
 ・モデルを作成するための技術や知識が必要となり、習熟に時間がかかる。
 ・MBDの開発環境を整えるためのコストが高い
 ・シミュレーションを行う作業がV字型プロセスに追加されるため、工数が増える

 

※プラントモデル : 制御対象物の動きをシミュレーションするためのモデル

 

 

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参考:
HILSとは何か

MathWorks

コード生成製品の普及と最新の技術動向

*******記事の更新記録*******

2021/11/27....初回記録!<更新!

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