てりーぬの成長ブログ

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VeraCryptのインストール方法と使い方(Windows)

 

在宅勤務化が進み、持ち出す会社PCのセキュリティ強化が課題になっていますね。

今回、初めて PCの「暗号化」をしたので、方法を記録します。

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1. Vera Cryptとは?

2. Vera Cryptのインストール方法

3. Vera Cryptでシステムドライブ全体を暗号化する!

(起動時にユーザーアカウントとは別でパスワードの入力を要求する)

 

1. VeraCryptとは?

簡単に説明すると、使用しているPCのドライバや保存されているファイル等を、暗号化して任意のパスワードでロックし、他人に利用されないようにするソフトです。

 

・・・ちなみにVeraCrypt公式ページの機能紹介では、ソフトについて次のように説明されています。

VeraCryptは、オンザフライで暗号化されたボリューム(データストレージデバイス)を確立および維持するためのソフトウェアです。

オンザフライ暗号化とは、データが保存される直前に自動的に暗号化され、ロードされた直後にユーザーの介入なしに復号化されることを意味します。

正しいパスワード/キーファイルまたは正しい暗号化キーを使用しないと、暗号化されたボリュームに保存されているデータを読み取る(復号化する)ことはできません。

ファイルシステム全体が暗号化されます(たとえば、ファイル名、フォルダー名、すべてのファイルの内容、空き領域、メタデータなど)。

 

方法は、ファイルを保護するための仮想暗号化ディスクを作成・外付けハードディスクやUSBメモリの全体を暗号化するボリュームを作成・OSを丸ごと暗号化するボリュームを作成する3点あります。

今回説明するのは、3点目の「OSを丸ごと暗号化するボリュームの作成方法」です。

  

2. Vera Cryptのインストール方法

まずはVeraCryptのダウンロードページからアプリケーションファイルをダウンロードします。

ダウンロードファイルはお使いのPCのバージョンを選択してください。

筆者はWindows版のWindows10なのでVeraCryptSetup_1.24-Update7.exeです。

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 ダウンロードしたexeファイルをクリックしてインストールを開始します。

日本語を選択して「OK」

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「I accept the license terms」にチェックを入れて「次へ」

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「インストール」にチェックを入れて「次へ」

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インストール先を選択し、必要なオプションにチェックを入れ、「インストール」

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インストールが開始されます。

インストールが完了すると「VeraCryptのインストールに成功しました」と表示されます。

「OK」をクリック

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インストーラーを終了する際に寄付のテロップが表示されます。

寄付を選択するか、そのまま「終了」をクリックします。

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ユーザーズガイドを開くと簡単な暗号化ディスクの作成方法等を確認することができます。

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インストール完了.。.:*☆

  

3. Vera Cryptでシステムドライブ全体を暗号化する!

VeraQcyptを起動します。

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バイスの選択から、Cドライブを選択し、「OK」をクリック

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バイス名が反映されていることを確認し、「ボリュームを作成」します。

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「システムパーティションあるいはシステムドライブ全体を暗号化」を選択し、「次へ」

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システム暗号化タイプ「通常」のまま「次へ」

 

暗号化する領域「Windowsシステムパーティションを暗号化」のまま「次へ」

 

OSの数を選択します。私はWindows10のみなので、「シングルブート」を選択しました。「次へ」

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暗号化オプションはデフォルトのまま「次へ」

 

パスワードを設定します。

Windows起動時に必要なパスワードです。忘れるとPCを購入時の状態に初期化しなければいけなくなるので、必ずメモしてください。

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VeraCryptボリューム作成ウィザード上でマウスを動かし、ランダムデータを生成します。

鍵の生成が完了しました。「次へ」

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レスキューディスクの設定です。

データをUSB等の外部データに保存しますか?みたいなニュアンスです。

筆者は外部ディスクに保存しないので、工程をSkipしました。

ちなみに、USB等の外部ディスクが接続されていない時にSkipを選択しずに「次へ」を押すと、「外部ディスクが見つかりません!」みたいなエラーが発生して設定がリセットされるので注意(当たり前か笑・・・筆者はここで何度も躓きました(T ^ T))

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ワイプモード「なし(最速)」のまま「次へ」

 

システム暗号化の予備検査

テストをクリックすると、PCが再起動し、起動時にはパスワードを要求されます。

先ほど設定したパスワードを2回入力する必要があります。

 

起動時の画面↓

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再起動し、予備検査が完了しました。「暗号化」を選択します。

 

暗号化が開始されました!

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完了するまでにかなり時間が掛かるので、「保留」機能を使って時間のある時にゆっくり暗号化しましょう☺️

*******記事の更新記録*******

2021/08/19....初回記録!<更新!

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